こんにちは、かねちん夫婦です。
前回に引き続き、トーマスさんの恋愛事情を深堀りしていきます。
婚活市場や、結婚相談所についての話を聞くことが出来ました。

外国の人から見た日本の婚活はどのような印象なのか、気になりますね!
トーマスさんの恋愛事情





女性についての話だったよね?



そうそう!
話は再び女性についての話題へ戻ります。
トーマスさんは女性についてもう一つ気づいたことがあります。



伝統的なことになるかもしれないけど、日本では肩書きや収入が男性にとってより重要だよね。
トーマスさんは実際に日本に住んでから、どれくらい稼いでいるか尋ねられることが多いそう。



ここに来てまだ1年半ですが、過去には恥ずかしい話がたくさんあります。



!?
東京時代の失敗?
トーマスさんは東京に住んでいた頃の話をしてくれました。



私の日本語はまだとても下手ですが、特に読み書きが苦手です。
東京では、特定の団体が主催する国際交流パーティーがたくさんあります。
以前にも何度かパーティーに行ったことがあり、トーマスさんは人々と出会って飲み物を飲む場所だと思っていました。
しかし、ある時に参加したパーティーは婚活パーティーだったんです。



他の国にも婚活はありますか?



ないよ~。
トーマスさんは、結婚する為のスピードデートのようなものと感じたそうです。



婚活とは、結婚活動のような意味?



そうだね。
トーマスさんが申し込んだイベントとは違う種類のイベントだと、到着してから気づきました。



私が参加するべきイベントではなかったよ…
また婚活イベントなどは基本的に男性は女性よりも多く支払う必要があります。
そしてトーマスさんが参加した時は、女性の方が男性よりも多かったそうです。



なぜか分からないけどね。
婚活パーティーはこんな感じ!


最初はカードに記入しなければなりませんでした。
カードには名前や基本情報を記入しそれを見ながらお互い質問をします。
トーマスさんは星座を尋ねられることに驚いたそう。



私は信じていませんが、こだわる人にとっては重要なんだよね。
そして職業や収入・残業時間やいつ会う時間があるか尋ねられます。



日本人はいつもとても忙しいので、スケジュールを合わせる必要があるんだよね。



あと、どこで勉強したか聞かれたよ。
日本には東京大学、京都大学、慶應義塾大学、早稲田大学という、いわゆる四大大学があります。
すべてにおいてトップの大学で、学歴にこだわって婚活している人からみるととても重要な事です。



血液型も尋ねられたよ。日本人にとって血液型はとても重要なんだね。



そうね、重要です。



私は自分の血液型を知りません。
日本では多くの人が血液型の話を好みます。
科学的根拠が乏しいと理解しつつも、初対面での会話のきっかけや、自分や他人の性格を理解する手軽なツールとして楽しんでいる事が多いですよね。
4つの血液型がバランス良く存在する日本で、独自のコミュニケーション文化として定着しています。
しかしドイツをはじめ、ヨーロッパやアメリカなどの多くの国では、自分の血液型を知らない人が大半です。
こういった部分でも日本と欧米諸国の文化の違いを感じられますね。



私は自分の給料を記入しませんでした。
トーマスさんの祖国ドイツの文化では、人々に収入を尋ねるのは失礼だと考えられているからです。
人に多くの情報を提供することに抵抗を感じたそう。



私がガチなドイツ人であることを再認識したよ。
婚活市場で文化の違いを感じられるとは新鮮な発見です!
実際にマッチしてみて…


トーマスさんが婚活パーティーに行くことになった経緯を聞くことができました。
そして実際に参加した結果はどうだったのでしょうか。



変な体験でした。
マッチングはお寿司に似てる?



その夜、実際にマッチングしました。
椅子に座って左隣の女性と5分か10分話して、次の人に移ります。
どんどん入れ替わりで会話をして最後に、好きな人を選び名前を記入します。



私たちはそのシステムを「お見合い回転寿司」と呼んでいます。



って事は私が寿司だったという事だね?
トーマスさんは婚活パーティの間、ずっと動き回らなければならなかったそうです。
回転寿司では寿司の値段によって皿の色が違います。





私はどの価格帯になるのかな~。
結局、3人の名前を挙げましたが、その夜はトーマスさんだけがマッチングしたんだそう。



おお〜!
その後、トーマスさんはその女性と話しましたが、すぐに結婚するという考えが好きではなかったので結局何もないまま終わりました。



こんなに早く誰かと結婚するのは嫌だからです。
日本には婚活だけじゃなくお見合いもある



そこにいた人は皆、少なくとも30歳、おそらく33歳以上だったと思います。
婚活の現場にいる人たちは結婚に対するプレッシャーがありそうだとトーマスさんは感じています。



ちょっとだけね。
さほちゃんは日本のお見合い文化について話します。



親が結婚のためにデートを設定するの。
そのため知り合ってからすぐに結婚することにはあまり抵抗がありません。



日本人はすぐに結婚することに抵抗がないの?



日本ではね。



さほちゃんの両親はお見合いをセッティングした事あるの?



ないよ!その文化は私の両親よりも古いからです。



なるほど。
結婚相談所は・・・


トーマスさんの大学の同僚の一人は40歳くらいの方で、結婚相談所に通っています。
同じくらいの年齢の女性とマッチングを希望しているそう。



うまくいくことを願っていますが、私はそれを使いたくありません。



??
結婚相談所を介して女性と会った後は、お互いをどれくらい好きか評価しなければならず、その評価を経てさらにデートに行くことができるそう。



私はそれをしたくありません。
婚活文化は少し違うと言えますが、全員ではありません。



私の印象では、今の若い人たちはそうではないよね。
トーマスさんは現代の若者達は「草食」になってきていると話します。
まとめ
トーマスさんが婚活パーティーに参加した時の話を聞くことができました。
日本人の結婚に対する価値観と、外国人の価値観では大きな違いがあるようですね。
▼インタビュー動画はこちら▼
まだまだトーマスさんへのインタビューは続きます!



ここまで読んで頂きありがとうございました♪


 
			






